コラム

橋本 久義(はしもと ひさよし)氏

政策研究大学院大学 名誉教授

【略歴】
昭和44年 東京大学工学部精密機械工学科卒業
  同 年 通商産業省(現 経済産業省)入省
昭和62年 通産省機械情報産業局 鋳鍛造課長
平成元年 同 中小企業庁 技術課長
平成3年 同 立地公害局 立地指導課長
平成5年 同 工業技術院 総括研究開発官
平成6年 埼玉大学 教授(政策科学研究科)
平成9年 政策研究大学院大学 教授

【著書】
「町工場(まちこうば)」の底力 -日本は俺達が支えてきた- (PHP研究所、1998年)
「IT時代を切り拓く女性起業家達」(日刊工業新聞社、2001年)

「町工場(まちこうば)が滅びれば日本が滅びる」(PHP研究所、2002年)
「中国ビジネスに勝つ情報源」(加賀谷貢樹著 橋本久義監修)(PHP研究所、2004年)
「町工場こそ日本の宝」(PHP研究所、2005年)    
 知っておきたい「放射能と原子力」(ローレンスムック、2011年)
「中小企業が滅びれば、日本経済も滅びる」(PHP研究所、2012年) 等

ものづくり教授の現場探訪 コラム一覧

これまでに4,000を超える工場の現場を訪問してきた中小企業のものづくりのスペシャリスト、橋本 久義氏による連載コラム。本コラムでは、日本の町工場のものづくりの現場探訪を分かりやすく解説します。

1  日本の町工場は人材育成工場
継ぐ者、継がれる者
会社を成長に導く社長の共通項とは
伸びる会社の社長は他人の能力を正しく評価し、活用できる
たった一人の板金工場から、革新的なアイディアと技術力で急成長を遂げ、その後、ものづくりベンチャーの援助に汗を流し続ける町工場の社長=浜野慶一さん
発明王 竹内宏さん
水馬鹿になって安心な水つくりに取り組む 桑原克己さん
大森界隈の名物会社 金森茂さん 
夢を描き、進化させる 田中聡一さん
10【前編】母から娘へ、技術と理念を繋ぐ-小松ばね工業(株)
【後編】母から娘へ、技術と理念を繋ぐ-小松ばね工業(株)

石川 冬樹(いしかわ ふゆき)氏

国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授

【研究分野】
ソフトウェア工学、自律・スマートシステム、機械学習工学、ソフトウェアテスティング、形式手法、サイバーフィジカルシステム、サービス指向コンピューティング
【略歴】
国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系准教授、および先端ソフトウェア工学・国際研究センター センター長。 ソフトウェア工学および自律・スマートシステムの研究に従事。 近年は、自動運転やAI システムの品質や安全性に関する技術について、産業界と密に連携して幅広い活動を行っている。 AI 品質保証コンソーシアム 運営委員長。博士(情報理工学)。

機械学習技術とAIシステムの品質・トラスト コラム一覧

本コラムでは、産業応用において重要となるAIの品質やトラストについて俯瞰していきます。

1  機械学習技術によるAIの産業における活用
AIシステムにおける予測性能とデータ品質
AIシステムにおける広義の品質・トラスト (1)
AIシステムにおける広義の品質・トラスト (2)
AIの品質・安全性・トラストに関するガイドライン・標準
大規模言語モデルと対話型生成AI
機械学習技術とAIシステムの品質・トラスト
大規模言語モデル・対話型生成AIに対する一般的な評価
対話型生成AIシステムに対するカスタムな評価
10今後に向けて

市川 類(いちかわ たぐい)氏

東京科学大学 データサイエンス・AI全学教育機構 特任教授
一橋大学 イノベーション研究センター 特任教授

1990年東京大学大学院修士課程
1997年MIT修士課程、2013年政策研究大学院大学博士課程修了。1990年、通商産業省(経済産業省)に入省し、各種の技術・イノベーション政策の立案に従事。
2013年内閣官房IT総合戦略室内閣参事官
2017年産総研人工知能研究戦略部長等
2020年一橋大学イノベーション研究センター教授
2023年より現職。
専門は、社会システムの観点からの技術・イノベーション政策の研究、特にデジタル・人工知能などの先端技術分野を対象。

AIの社会的リスクとガバナンス コラム一覧

近年の AI(Artificial Intelligence、人工知能)技術への関心の高まりと相まって、その利用による社会的リスクについても関心が高まり、そのガバナンスの必要性が指摘されています。本コラムでは、このような AI 技術による社会的リスクとそのガバナンスを巡る全体像について俯瞰していきます。

1  イノベーションのためのガバナンス
社会規範・倫理と技術による社会的リスク
社会的リスクに対応する制度としてのガバナンス
AI 技術の利用がもたらす社会的リスク(全体像)
信頼性・安全性に係る社会的リスク
プライバシーに係る社会的リスク
公平性・妥当性に係る社会的リスク
コンテンツ規範に係る社会的リスク
AI に係る将来的な不安感と世界における AI ガバナンス政策の動向
10AI に係るイノベーションとガバナンスの一体的取り組み

玉田 俊平太(たまだ しゅんぺいた)氏

関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科長・教授 博士(学術)(東京大学)

ハーバード大学大学院にてマイケル・ポーター教授のゼミに所属するとともに、クレイトン・クリステンセン教授から破壊的イノベーション理論の指導を受ける。
筑波大学専任講師、経済産業研究所フェローを経て現職。
研究・イノベーション学会評議員。日本知財学会会員。元日経ITイノベーターズ会議アドバイザリーボードメンバー。Re-Innovate Japanアドバイザリーボードメンバー。
平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞会長大賞受賞。
著書に『日本のイノベーションのジレンマ 破壊的イノベーターになるための7つのステップ』(翔泳社、2015年)、『イノベーション政策の科学:SBIR政策の評価と未来産業の創造』(東京大学出版会 、2015年)、『産学連携イノベーション―日本特許データによる実証分析』(関西学院大学出版会、2010年)等、監訳に『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)、『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)等がある。

しゅんぺいた博士の破壊的イノベーター育成講座 コラム一覧

1  イノベーションは「新結合」でも「技術革新」でもありません!
「競争力」は何種類?
イノベーションを通じたコスト競争力の向上とイノベーションのスピードの重要性
せっかく生み出したイノベーションから利益を得るには?
暗黙知とアフターサービスで利益を守る ~せっかく生み出したイノベーションから利益を得るには?(その2)~
ベンチャー企業や中小企業が目指すべき破壊的イノベーションとは?
なぜ大企業は破壊的イノベーションに勝てないのか?
破壊的新規事業の起こし方① 〜自社が『破壊される側』から『破壊する側』になるには?~
破壊的新規事業の起こし方② 〜「お腹パンパン」な顧客を探せ!~
10破壊的新規事業の起こし方③ 〜「破壊的新規事業(新しい酒)」は「独立した組織(新しい革袋)」に!〜