2026.05.01
機械システム振興協会は、昨年度に続き、令和8年度「先端プロジェクト」(先端的研究分野における調査・研究)の実施テーマを、一般に広く募集します。本件について提案を希望する方は、以下の公募要領に基づきご応募ください。
令和8年度「先端プロジェクト」(先端的研究分野における調査・研究)公募要領
1.制度名称
先端的研究分野における調査・研究(通称「先端プロジェクト」)
2.事業の目的
本制度は、機械システム振興協会(以下、「当協会」という。)の活動目的に合致し、かつ、機械システム分野への応用が期待される先端的、独創的な技術に関する研究を行う若手研究者を対象にふさわしいテーマを公募・選定し、その研究を支援することを通じて、当協会が先端分野の研究動向を調査することを目的とします。
これにより、採択テーマの研究の更なる進展を図るとともに、当協会が主催するセミナー等における研究成果の発表を通じて研究成果の普及を図り、将来の社会実装への展開を期待します。
3.事業スキーム
【契約形態】
対象となる研究者が所属する大学等の事務局と当協会の間で受託研究契約を締結します。研究費は、大学等の事務局を通じて大学等の規定に従って研究者に支払われます。
研究費の支払いは、原則として、契約締結後速やかに、当協会から大学等の事務局に対して支払いを行います。当協会としては、研究者から個々の支出の領収書の提出等は不要とし、自由度の高い研究資金の活用を可とします(注1)。
また、当協会は、研究情報の調査目的で本事業を実施するため、当協会側での知財の発生はありません。
なお、研究者に対しては、研究情報の提供を求めます。提供を求める情報の詳細は、「9.採択された場合に必要となる対応、当協会が期待する成果」の記載内容を参照してください。
(注1)契約期間の期末において支払金額に対して未執行(残額)が生じた場合は、大学等の事務局の規定等を踏まえ、収支簿などの収支の分かる書類の提出をもって残額を確定の上、返金を求めます。
【事業実施期間】
採択後契約締結の日から起算して、原則として、12か月間(注2)
ただし、大学等の事務局の規定等により年度末などに期間を短縮する場合がありますので、ご了承ください。
(注2)契約期間の途中において、転籍などにより所属大学等に変更が生じた場合には、契約を終了し残額の返金を求めます。 変更後の所属先大学等において残り期間の契約が可能な場合、残額を継続して活用いただくことが可能です。
【下図:事業の仕組み】
4.事業規模、対象経費
1テーマ当たりの金額: 150万円を上限とします(大学等事務局の間接費用を含みます)。
採択予定件数: 10件程度
【本研究費の支払い対象経費、対象外の経費】
| 対象経費 | 対象外の経費 |
| ①提案研究テーマの実施に必要となる以下の経費 ・設備備品費、消耗品費 ・人件費(研究補助作業者を含む) ・謝金 ・国内出張旅費(学会参加、研究協力者との意見交換に伴う出張費を含む) ・外注費、印刷製本費、会議費、通信運搬費、光熱水料 ・その他提案研究テーマの実施に必要な経費 ②間接経費(大学等事務局が定める間接費用) | ・海外出張旅費、海外からの研究者の招聘経費 ・第三者の研究活動への資金提供、出資 ・その他提案研究テーマに直接的に関係しない研究目的外の費用 |
5.応募対象者の要件
提案者は、次の要件をすべて満たしていることが必要です。
a. 2026 年 4 月 1 日時点において、博士号の学位の取得者であること。
b. 2026 年 4 月 1 日時点において、45 歳未満であること。
c. 日本国内に所在する大学等(注3)に在籍する研究者であること。
d. 事業開始までに在籍する大学等と当協会の間で受託研究契約が締結できること。
e. 本プロジェクトにおける令和7年度採択者でないこと。
(注3)大学等: 国公立研究機関、国公立大学法人、大学共同利用機関法人、公立大学、私立大学、高等専門学校
6.提案テーマの公募対象分野
製造・ものづくりへの応用が期待される機械システム分野に関する研究テーマを対象とします(注4)。
【提案テーマの分野】(提案書に次の該当分野を記載いただきます。複数該当する場合は、すべて記載いただきます。)
[1] ロボット、 [2] 流体、 [3] 加工、 [4] 計測、 [5] 情報・AI、[6] 材料(マテリアル)、 [7] 化学、 [8] エネルギ、 [9] これら以外の分野(具体的に記載)
(注4)令和6年度及び7年度公募における「A:機械・ロボット分野」、「B:情報システム・AI分野」、「C:その他分野」の応募分類は、廃止します。
【重視する研究テーマ】
テーマ選定に当たっては、次のいずれかに掲げる先端的研究テーマを重視します。ただし、以下に掲げるもの以外の研究テーマでの応募も可能とします(注5)。
① DX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の実現に資する先端的研究テーマ 及び AI・先端ロボット、量子、半導体・通信等の国家戦略技術領域に関連するテーマ
② 先端的な技術や尖ったアイデアの機械システム分野への応用に関する研究テーマ
③ 新たな価値やイノベーションの創出・普及、地域の中小企業による産業活性化、少子高齢化や経済安全保障など社会的課題の解決につながることが期待される研究テーマ
(注5)医薬・創薬分野への応用のみを想定したテーマは、対象外とします。
【参考】 令和6年度及び7年度の採択テーマ
これまでに合計15件のテーマを採択しました。
7.応募方法(応募提出期限、提出先)
以下の提案書様式(Wordファイル)に記入の上、次の応募受付開始から応募締切り(時間厳守)までの間に、以下に記載する【提出先および提出方法】に従って、ご提出ください。
【公募要領の掲載】 2026年5月1日(金) ※本公募要領
【応募受付開始】 2026年6月1日(月) 9:00
【応募締切り】 2026年7月7日(火) 正午【厳守】
【提案書様式】 こちらのWordファイルをダウンロードいただき提案書を作成してください(注6)。
(注6)昨年度の様式とは異なりますので、必ず、この様式を使用してください。
【提出先および提出方法】
[1] 公募要領に従って所定の様式を用いて「提案書」を作成し、応募締め切りの期限までにアップロードを完了させてください。
[2] 同一の提案者からは、1件のみに限ります。
[3] 提案書は日本語で作成してください。
[4] 以下の応募サイトに応募者のアカウント作成し、必要情報の入力の上で、応募期間内に提案書類のアップロードを行ってください。
<応募登録サイト> 【URLは、応募受付開始時2026年6月1日(月)9:00に掲載予定です。】
※応募登録は、Confitのプラットフォームを利用して受付いたします。
[5] アップロードするファイルは、PDF形式のみです。ファイル名は、【氏名_所属機関名_研究テーマ名】としてください。なお、ファイルにはパスワードは付けないでください。
[6] 他の提出方法(持参・郵送・FAX・E-mail 等)は受け付けませんので、ご注意ください。
[7] 応募受付期間中であれば、提案書の差し替えは何度でも可能です。提案書の差し替えが行われた場合は、最後の提出のみを有効とします。
[8] 提案書類に不備があり、提出期限までに整備できない場合は、提案を無効とさせていただきます。
【留意事項】
[1] 入力・アップロード等の操作途中で提出期限となり完了できなかった場合は、受け付けません。
[2] 通信トラフィック状況等により、入力やアップロードに時間がかかる場合があります。特に、提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。
[3] アップロードされたファイルにおいて、ウイルス検知又はその疑い等があると当協会が判断した場合は、調査のため第三者へファイルの提供を行う場合がありますので、予めご了承ください。
[4] 本公募の応募受付業務および本応募受付サイトの運営・管理は、有限会社ビジョンブリッジとの業務委託契約により実施しておりますので、あらかじめご了承ください。
【応募登録サイトにおける入力情報の項目】
(1) アカウント新規登録時
① メールアドレス
② パスワード
(2) プロフィール入力時
① 提案者氏名
② 生年月日
(注)応募対象者の要件:2026 年 4 月 1 日時点において、45 歳未満であること。
③ 役職
④ 学位
(注)応募対象者の要件:2026年 4 月 1 日時点において、博士号の学位の取得者であること。
⑤ 大学等所属機関名、学部・学科等の名称
(注)応募対象者の要件:日本国内に所在する大学等に在籍する研究者であること。
⑥ 提案者連絡先電話番号
(3) 提案書アップロード時
① 提案テーマの分野
② 研究テーマ名
③ 申請金額
④ 提案書のアップロード(提案書様式PDFファイル)
【応募受付サイトの操作・手順に関するお問い合わせ先】
一般財団法人 機械システム振興協会 公募事務局
E-mail: mssf-recruitment@visionbridge.jp
8.採択審査の方法
【審査方法】
外部有識者による書面評価を経て、外部有識者から構成される採択審査委員会において、次の評価ポイントを踏まえつつ当協会の活動目的との合致や適合性を総合的に評価し、採択テーマを決定します。
【評価ポイント】
(i) 提案テーマまたは研究対象技術の優位性、有用性、革新性、独創性
(ii) 機械システム分野への応用可能性、新たな価値や新規事業の創出の見通し
(iii) 提案者の研究テーマにおける研究実績
【スケジュール、採択通知】
上記の審査は2026年9月中に実施し、採択テーマを決定する予定です。採択テーマについては、提案者に通知します。なお、不採択の場合は通知いたしませんので、あらかじめご了承ください。通知時期は、2026年9月中旬を予定しています。
採択審査は非公開で行われ、審査の経過等、審査に関する問い合わせには応じられませんのであらかじめご了承ください。また、採択審査委員会のメンバー、書面評価者は、非公開とします。
なお、採択された提案に関しては、研究者名(所属機関名)、研究テーマ概要等の情報を当協会のウェブサイトに公表しますので、あらかじめご了承ください。
9.採択された場合に必要となる対応、当協会が期待する成果
(1) 採択された研究者には、当協会からの要請に応じて、以下の対応を行っていただきます。
①提案テーマの研究の進捗、位置づけ、展望などに関する当協会への情報提供(期間中2回以上)
②当協会主催のセミナー等における講演(期間中または期間終了後、1回以上)
③期末の報告書提出(数枚程度の簡単なもの。様式は、別途提供します。)
(2) 本先端共同プロジェクトの実施を通じて当協会が研究者に対して期待する成果として提供いただく情報は、以下のとおりです。
①提案テーマの研究が本先端共同プロジェクトの実施期間中にどこまで進んだかの進捗報告
②提案テーマの研究分野における位置づけ、将来の社会実装に向けた展望、発展の可能性
③提案テーマの他分野への展開・応用に向けた新たな可能性
10.提案情報の取扱い
提案書に記載された情報は、当協会役職員、採択審査委員、書面評価者、本制度の事務局業務委託企業(有限会社 ビジョンブリッジ)に共有されます。特許出願に関する詳細な技術情報などの機微な内容は、記載しないようにご留意ください。
提出いただいた提案書は、返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。
11.問い合わせ先
一般財団法人 機械システム振興協会 公募事務局
問い合わせは、当協会サイトのこちらのフォームからお願いいたします。
