【新連載】「中小製造業の“今”を変える – 経営と現場のデジタル改革」
本コラムの連載では、「労働生産性」に焦点を当て、なぜデジタル化・DX化が重要なのかを考察します。(※本コラムでは「デジタル化」は業務の実行・記録をデジタルで行うこと、「DX化」はそれに基づきビジネスモデルを変革することを指します。)
本連載の筆者は、デジタル・IT人材の育成、産学連携の推進、サイバーセキュリティ対策、DX支援など多岐にわたる領域で活躍されている元 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)社会基盤センター長、デジタルクロッシングラボ 代表の 片岡 晃(かたおか あきら)氏です。
第1回のテーマは、「中小製造業の生産性改革 – デジタル化が切り拓く未来」です。
筆者のことば(第1回コラムより)
日本の製造業、とりわけ中小企業では、労働力不足と生産性の低迷が喫緊の課題となっています。筆者はIPA在籍時に「中小規模製造業のDX推進」に携わり、現在は機械システム振興協会の委員として、各地の中小製造業のデジタル化・DXの実態を見聞きしています。本稿では、「労働生産性」に焦点を当て、なぜデジタル化・DX化が重要なのかを考察します。
片岡 晃