「ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定」の成果が日本ロボット学会の講演会で紹介されました

お知らせ

 令和4年度イノベーション戦略策定事業「ロボットのミッション型性能評価プロセスの仕組み化に関する戦略策定」【委託先:一般財団法人 製造科学技術センター】により得られた成果をさらに発展させるため、令和5年1月、日本ロボット学会に「ロボット性能評価工学研究専門委員会」が発足し、性能評価をロボット利用のイノベーション創出の重要なステップと位置付け、性能評価プロセスや評価手法を工学的に体系化し、新学術領域として「ロボット性能評価工学」の開拓・確立を目指す活動がスタートしました。

 また、第41回日本ロボット学会学術講演会オープンフォーラムが、令和5年9月11日、仙台国際センターにて開催され、「ロボット性能評価工学」に関するセッションでは、大学や企業などからの30名を超える参加者の下で、本事業のプロジェクトリーダーを務めた佐藤徳孝 名古屋工業大学 准教授より、本事業成果が紹介されました。

(参考)第41回日本ロボット学会学術講演会 オープンフォーラム
[セッション名]「OF10:ロボット性能評価工学 – フィールドロボット性能評価プロセスの体系化を目指して」
[プログラム]
1. 基調講演「ロボット性能評価とイノベーション」(長岡技術科学大学 木村哲也 氏)
2. ロボット性能評価工学の開拓とミッション型性能評価(名古屋工業大学 佐藤徳孝 氏)
3. ロボットコンテスト競技デザインとロボット性能評価(愛知工業大学 奥川雅之 氏)
4. JAEAにおける性能試験法研究開発の取り組みについて(日本原子力研究開発機構 川端邦明 氏)
5. 無人航空機の型式認証プロセスと性能検証評価について(東京大学 五十嵐広希 氏)

【本件に関するお問い合わせ先】 一般財団法人 製造科学技術センターhttps://www.mstc.or.jp/contact/

講演会の様子

木村哲也 教授の基調講演

佐藤徳孝 准教授の講演